コンピューターのキーボードは、細部の変化はあるものの、基本的な機能は大昔から変わらないまま使い続けられているデバイスの一つです。
しかし、ついにこのキーボードの構造が改革される時がきたのかもしれません。Googleが、トラックパッドの上側にスペースキーの機能を追加することで、物理スペースキーを取り除く、特許を取得していることが判明しました(Postcrawl、Hacker News)。
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省スペースに貢献!
この特許では、上の画像のように、トラックパッドが線で区切られ、上側をタップするとスペースキー、下側をタップすると従来のトラックパッドの機能が有効になる仕組み。それだけでなくセンサーが仕込まれていて、キーボードタイピング中のシングルタップはスペースキーとみなし、トラックパッドをマウスとして使っている場合のタップはマウスクリックとみなすよう、使い勝手を高める工夫も考えられている様子。
特許の目的は、ノートPCの貴重なスペースを、スペースバーとトラックパッドを一体化することで削減することにあるようです。
キーボードの中でも最大の横幅のスペースキーがなくなると、タッチタイプの精度にも大きな影響がありそうですが、もし実現すれば使い勝手はどんなものか気になるところです。なお、Hacker Newsでは反対派が多数を締めていました。