GoogleがChromeブラウザのタブのコンテキストメニューから「他のタブをすべて閉じる」や「右側のタブを閉じる」メニューを削除する計画を立てていることが判明しました(gHacks)。
Chromium公式のバグトラッカーサイトに、1年以上前から登録されていた項目ですが、これまで実行はされておらず、2月にステータスが"Assigned"に変更となった模様。タイムテーブルは設定されていませんが、今後計画が進行すれば、ChromiumやChromeから同メニューが削除されることになります。
削除の理由はタブのコンテキストメニューが複雑になりすぎるのを防ぐためです。根拠として示された2016年9月のメニューの使用率のデータは以下の通り:
- Duplicate(タブを複製): 23.21%
- Reload(リロード): 22.74%
- Pin / Unpin tab(タブを固定): 13.12%
- Close tab(タブを閉じる): 9.68%
- Reopen closed tab(閉じたタブを開く): 8.92%
- New tab(新しいタブ): 6.63%
- Close tabs to the right(右側のタブを閉じる): 6.06%
- Mute tab(タブをミュート): 5.38%
- Close other tabs(他のタブをすべて閉じる): 2.20%
- Unmute tab: 1.41%(タブのミュートを解除)
- Bookmark all tabs(すべてのタブをブックマークに追加): 0.64%
リストラ候補となっている「他のタブをすべて閉じる」や「右側のタブを閉じる」の使用率があまり高くないことが分かります。
開きすぎたタブを一気に閉じる方法として、クリック+Shift+クリックで複数のタブを選択した後Cmd+w(Windows/Linuxの場合Ctrl-w)する方法が存在することも指摘されています。
個人的には日常的に最も使っているタブ関連メニューだったので使用率がこれほど低いのは意外な気がしました。
Redditにも削除しないでほしいというコメントが多い中、本当にメニューがなくなってしまうのかどうか注目を集めそうです。
タイトル | Chrome 安定版 | |
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公式サイト | https://www.google.co.jp/chrome/browser/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7003-chrome-stable | |
説明 | Googleの開発するWebブラウザ。 |