OpenAIは先日、史上最も高度な大規模言語モデル「GPT-4」を発表しました。新モデルは言語理解、テキスト生成、多言語対応、適応的な学習機能など、前身となるChatGPTから大きく進化しています。
しかしOpenAIは、ChatGPTとは異なりGPT-4を無料では提供していません。月額利用料金20ドルのChatGPT+にアップグレードし、有料会員になることでモデルを利用することができるようになるのです。
GPT-4を使用するには有料会員になるしかないように思えますが、GPT-4はChatGPT以外にも、Stripe、Morgan Stanley、Iceland政府など、さまざまな場所ですでに使用されており、Microsoftが提供する新しいBingチャットボットにもすでに組み込まれています。
MicrosoftのJordi Ribas氏は、GPT-4が新しいBingチャットボットで使用されている事をTwitterで次のように明らかにしています。
Good news, we've increased our turn limits to 15/150. Also confirming that the next-gen model Bing uses in Prometheus is indeed OpenAI's GPT-4 which they just announced today. Congrats to the @OpenAI team. https://t.co/WTVlVCVOyw pic.twitter.com/VA4Z1SDiEG
— Jordi Ribas (@JordiRib1) March 14, 2023
使用回数の制限が存在しますが、制限は徐々に緩和される方向にあり、無料でGPT-4の力を確認したい場合、Bingチャットボットを使用するのが最も手軽な方法だといえそうです。
[via gHacks]