Microsoftは現在、アップグレード時にユーザーのファイルが削除されてしまうという不具合報告をうけ、Windows 10 October 2018 Updateの配信を一時停止しています。
公開から配信の停止まで時間がかかったため、すでに同アップデートをインストールしたユーザーの方も多いと思いますが、不具合によってファイルが削除されてしまったかチェックする簡単な方法が存在することがわかりました(Softpedia)。
Windows Insider ProgramのチーフであるDona Sarkar氏は以下のようにつぶやいています。
If you have files in your Docs folder still, none were deleted.
— Dona Sarkar (@donasarkar) 2018年10月6日
「Docsフォルダ(ドキュメントフォルダ)にファイルが存在するなら、何も削除されていない」。
すなわちWindows 10 October 2018 Updateにアップグレードしたマシンで、エクスプローラーやスタートメニューからドキュメントフォルダを開き、そこにファイルが存在している場合、今回の不具合は影響しておらず、ファイルは削除されていないということになります。
なおファイルが削除されてしまった場合、バックアップがないと完全に復旧するのは難しく、それ以外ではRecuvaのようなファイル復旧ツールを使用するしかない状況のようです。