※2022/03/25(金)更新: iOS 15.4正式版インストール後、マイフォトストリームに写真をアップロードできなくなる現象が発生しているとの報告がTwitterなどで行われています。仕様変更ではないかとの話もあり詳細判明後、あらためて更新したいと思います。
最近、iPhoneで撮影した写真がマイフォトストリームにアップロードされない現象に悩まされていました。
アップロードされないのはカメラアプリで撮影した写真だけで、スクリーンショットは問題なくアップロードされます。iOS 15.4のベータ版をインストールしていた影響かなとも考えたのですが、iOS 15.4正式版リリース後も問題は解消されません。
iPhone 12 mini、iPhone 7の両方で発生するのでハードの問題ではなさそうです。
今回はこの問題をとりあえず解決した方法を説明します。
カメラアプリのフォーマットを変更する
マイフォトストリームに写真がアップロードできない問題をネット検索してみたところ、今回の問題に完全に一致する情報は見つかりませんでしたが、Appleサポートフォーラムの「Photos not going to My Photo Stream on iPhone 12 Pro」というスレッドが関係ありそうでした。
写真撮影した後、フォトストリームへのアップロード断続的に行われ(アップロードされることもあればされないこともある)、デバイスによってはうまくいくのは何故かという質問に対し、カメラアプリの設定でフォーマットを「Most Compatible(互換性優先)」に設定すると、マイフォトストリームが動かなくなる(高効率にするとうまくいく)というコメントが書き込まれています。
手元の環境で試したところ、カメラアプリのフォーマットはすでに「高効率」となっており、逆に「互換性優先」に変更してみたところ、マイフォトストリームへのアップロードが復活しました。
▲「設定 > カメラ > フォーマット」を選択し、フォーマットで「互換性優先」を選びます。掲示板の情報とは完全に逆ですが、なぜか手元の環境ではこれでiPhoneで撮影した写真がマイフォトストリームにアップロードされるようになりました。
まとめ
iPhoneカメラの互換性優先設定は、常にJPEG/H.264が使用され、4K/60fps、1080p/240fps、およびHDR
ビデオを使用するには「高効率」が必要だという制限が存在します。納得できる解決策ではありませんので、今後も別の解決方法が存在するのか探していきたいと思います。