iOSの次期バージョン「iOS 15.4」では、マスクを着用したままFace ID認証を利用できる待望の新機能が追加されています。
現在iOS 15.4は開発者向けのbeta 1だけではなく、ベータテスター向けのPublic Beta 1が公開されており、対応したiPhoneを持っている場合、誰でも無償で利用することが可能です。
ベータ版は正式版ではないためエラーや不具合が多く、さまざまな機能が正常に動作しないことが考えられますが、コロナ禍の今、待望の新機能をリスク覚悟でいち早く試してみたいという方は多いかもしれません。
以下、iOS 15.4のパブリックベータ版を使用する方法を説明します。なお記事執筆時マスク対応のFace IDは、iPhone 12とiPhone 13のみが対応しているとのことです。この機能が目的でインストールしようと考えている方はご注意ください。
目次
iOS 15.4パブリックベータ版をインストールする方法
iOS 15.4パブリックベータ版をインストールする方法は以下の通りです(手順を実行する前にFinderやiTunesを利用してiPhoneのバックアップを作成しておくことをおすすめします)。
- Apple Beta Software ProgramにアクセスしApple IDでサインインする。
- 「はじめよう」のページで「お使いのiOSデバイスを登録」を選択する(登録していない場合)。
- バックアップ作成のガイダンス確認が表示される。まだバックアップしていない場合はバックアップする。
- そのまま下にスクロールして「プロファイルをダウンロード」ボタンをタップ。ポップアップが表示されたダウンロードを許可する。
- 設定アプリを開く。上部にあるダウンロードされたプロファイルを表示し、右上の「インストール」を選択。使用許諾の画面でもう一度「インストール」を選択すると、ベータ版OSがインストールできる。
iOS 15.4パブリックベータ版をインストールすることで、ベータ版OSのリスクはありますが、iOS 15.4の魅力的な新機能をいち早く試すことができます。