先日、macOS用の人気メニューバーアプリ「iStat Menus」が7年ぶりにメジャーバージョンアップし、「iStat Menus 7」としてリリースされました。
iStat Menusは有料アプリですが、多機能かつ美しい外観のシステムモニタリングツールとして、使用しているユーザーが多いアプリです。
早速手元の環境のiStat Menus 6をiStat Menus 7にアップグレードしましたので、実際の使い方を紹介したいと思います。
iStat Menus 7はこんなアプリ
iStat Menus 7はメニューバー常駐型のモニタリングツールです。Macのストレージやネットワーク、CPU、各種センサーなどの情報をメニューバーで確認することができます。
▲メニューバーにグラフや数値が表示できるだけでなく、クリックするとより詳細な情報が表示されます。
表示方法や表示したい情報(メニューバーアイテム)は設定画面でカスタマイズすることができます。
▲「一般」ではグラフの色や、ポップアップメニューのテーマを変更することができます。上の場合、グラフの色は「アクセントカラー」で、ポップアップメニューは「インディゴ」となっています。
情報の更新の頻度も変更できます。iStat Menus自体の負荷が気になる場合、更新の頻度を低めに変更すると良いかもしれません。
メニューバーアイテムは、モジュール毎にオン・オフを切り替えることができます。
▲「天気」を使用するには有料データを別途購入する必要があります。
▲「CPUとGPU」は、CPUとGPUの状態を確認するためのものです。
▲「メモリ」はメインメモリ(RAM)の使用量などを確認できます。
▲「ディスク」はディスクに関する情報を確認できます。確認したいディスクを指定することもできます。
▲「ネットワーク」はネットワークの使用状況を確認するためのものです。アップロード・ダウンロードそれぞれの状況が確認可能です。
▲「センサー」はCPUやGPUの温度、ファンの回転数などの情報を確認することができます。ファンに関してはヘルパーアプリをインストールすることで、好みの回転制御を行うことができるようになります。
▲「電力」は主にバッテリーに関する情報を表示するためのものです。
▲「時刻」はカレンダーや世界時計を表示することができます。
▲「結合」はポップアップメニューで各種情報をまとめて確認したい場合に使用します。
無闇に多くのアイテムを表示すると負荷が高まる可能性があるため、必要なものだけに留めた方が良いと思います。
メニューバーアイテムのカスタマイズは?
メニューバーアイテムのカスタマイズはモジュールごとに微妙に異なりますが、大まかな考え方は同じです。
例えばセンサーの場合、左側の「+」ボタンで表示したいアイテムを追加していき、右側の「+」ボタンでその詳細を変更します。「CPU」「ファン」の場合、CPUの温度とファンの回転割合が表示されます。
まとめ
iStat Menus 7は外観や機能が新しくなっていますが、基本的には今までの通りに使えると思います。新しい外観やパフォーマンスの向上(負荷の低減)などが行われており、既存バージョンのユーザーの方はアップグレードを検討することをおすすめします。