長い歴史を持ち、強力な編集機能で高い人気を保ちつつけているテキストエディタ「Vim」。マスターすれば世界が変わるかも?と想像しつつも、Vimの習得に挫折した経験のある開発者の方は多いかもしれません。
今回はそんな方のために役立ちそうな記事「Two Simple Steps Helped Me Learn Vim」を紹介したいと思います。
ブログの作者Adam DeLong氏は過去何度もVimの習得に挫折した過去を持ち、今度こそ絶対に挫折しないために、2つの新しい方法を使い、見事Vimをマスターすることに成功したそうです。
その方法とは一体どんなものだったのでしょうか?
その1: チートシートを使う
秘訣の1つ目はチートシートを使うこと。ありがたいことにインターネットにはVimのチートシートがたくさん存在しているので、それをダウンロードして使うことが出来ます。
ただしそれだけではなく、 3 x 5 notecard(メモ帳)に、自分専用の操作メモを記録し、アナログの「自作チートシート」を作成することも推奨しています。
ペーストとか、行をコメントアウトする方法とか、簡単な作業を毎回Googleで検索していると虚しくなってくるので、この方法は有効かもしれませんね。
その2: Vimでサイドプロジェクトを完遂
有能な開発者たるもの、仕事の他に趣味のサイドプロジェクトを1つや2つ持っていることだと思います。このようなプロジェクトは時間的な余裕があるので、Vimを実際に使いながら学習するのに適しています。
そこで、1つのサイドプロジェクトをVimだけを使って完了させることをステップ2として推奨しています。最初は慣れない操作でもたつくかもしれませんが、サイドプロジェクトが完成することには、本来の仕事でもVimを使えるほど、実践で活かせる技術を習得できている…かもしれません。
まとめ
独特な操作方法と高度な編集機能で他の追随を許さないテキストエディタ「Vim」学習するのは大変ですが、一旦慣れれば生涯の友となりそうです。今年こそ/来年こそはVimをマスターしたいという方はこの2ステップを実践してみてはいかがでしょうか。
個人的には、ステップその3として「最初からカスタマイズ凝りすぎない」というのもあげたいと思います(汗。