Microsoftは昨日、Windows 10の機能アップデート「Windows 10 November 2019 Update(Version 1909)」の一般公開を開始しました。
Windows 10 Version 1909は、Windows Update経由でインストールすることができますが、今のところオプションの更新プログラムとなっていて、アップグレードするには手動で更新プログラムをインストールする必要があります。
以下その方法を具体的に説明します。
Windows Updateから更新
Windows 10のVersion 1903からVersion 1909に更新するには、Windows Updateを実行します。
▲「設定 > 更新とセキュリティ > Windows Update」を選択し、「更新プログラムのチェック」を実行します。
使用中のデバイスがWindows 10 Version 1909と互換性がある場合、「オプションの更新プログラムがあります」の下に「Windows 10、バージョン1909の機能更新プログラム」が表示されます。
このリンクをクリックするとWindows 10 Version 1909にアップグレードすることができます。
Enablement Package KB4517245
Version 1903からVersion 1909へのアップグレードはこれまでとは異なり短時間で完了します。
これはVersion 1903とVersion 1909が同じサービスコンテンツを共有し、Version 1909はVersion 1903では無効化されている特定の機能が有効になるという形式で提供されているためです。
Version 1903からVersion 1909にアップグレードすると、インストールされた更新プログラムの一覧に「Feature Update to Windows 10 Version 1909 via Enablement Package (KB4517245)」が含まれていることが分かります。
名前が示す通りこのKB4517245がVersion 1903に含まれるVersion 1909の機能を有効化するパッケージで、アンインストールするとVersion 1909からVersion 1903に戻すことができます。
まとめ
記事執筆時Windows 10 Version 1909はWindows Updateを利用して手動でインストールすることができます。Version 1903を使用している場合、簡単にすむためこれまでよりも身構えなくても大丈夫かもしれません。