IBMは12月3日、ブラウザでSwiftを実行することができるサンドボックス環境「IBM Swift Sandbox」を公開しました(公式ブログ、9to5Mac)。
IBM Swift SandboxはインタラクティブなWebサイトで、ブラウザを使ってSwiftコードを入力し実行することができます。サンドボックス環境はIBM Cloudで動作しており、Dockerコンテナ内のLinuxで動作する、最新のSwiftおよび標準ライブラリを利用することができます。
目次
使用方法
IBM Swift Sandboxを使用するには、画面左側の「Source Code」ペインにSwiftのソースコードを入力し「RUN」ボタンをクリックして実行。「Output」エリアに出力が表示されます。
glibcの関数を呼び出すこともできる
画面左上にある「Source Samples」から複数のサンプルプログラムを選択することも可能です。
なかにはfilestat.swiftのように「import Glibc」することでglibcに含まれるstat関数を直接呼び出す、興味深いサンプルも含まれています。
IBM Swift SandboxはSwiftの可能性を示したに過ぎず、IBMは今後もSwift@IBMにてSwiftにとりくんでいくことを明らかにしています。