Windows用ソフトウェアのアイコン画像は、通常、実行ファイルの中にリソースとして埋め込まれています。
本日紹介する「Icon Viewer」は、このアイコン画像をファイルのプロパティ画面から簡単にコピー、保存することができるWindows用の無料ソフトです。
以下のような特徴を持っています。
- 単一ファイルまたは複数ファイルに含まれるアイコンを表示
- デバイスイメージのクリップボードへのコピー
- アイコンやデバイスイメージを別ファイルに保存可能
- Windows XP 32ビット版のアイコンをサポート
- Windows VistaのPNGアイコンをサポート
2010年を最後に更新が止まっていますが、Windows 11でも問題無く動作しています。
以下下使用方法を説明します。
IconViewerの使用方法
Icon Viewerのインストーラーを公式サイトからダウンロードします。使用しているOSが64bit版の場合はx64 editionを、32bit版の32-bitエディションをダウンロードします。
▲セットアップ画面では「Express Install」を選択すると、デフォルトオプションでインストールが進みます。手早くセットアップを完了したい場合はこちらがおすすめです。
インストールが完了したら、アイコン画像を取得したいexe/dllファイルをファイルエクスプローラーで表示します
▲右クリックして「プロパティ」を選びます。
▲アイコンが存在する場合「icons」タブが表示されます。アイコン画像をコピーしたり、保存したりしたい場合、アイコン画像とサイズを選択したあと、下にある「コピー」「保存」アイコンをクリックします。
▲保存する場合、.ico、.bmp、.png形式が選べます。.icoには複数サイズのアイコン画像が含まれています。
▲設定画面では、bitmapファイルとして保存する際の透明色の色や、画像の表示順などをカスタマイズすることができます。
まとめ
Icon Viewerは実行ファイルから簡単にアイコン画像を取り出すことができるWindows用のフリーソフトです。最近更新されていないのが気にかかりますが、記事執筆時Windows 11でも問題無く動作するようです。
タイトル | IconViewer | |
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公式サイト | https://www.botproductions.com/main/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/6107-iconviewer | |
説明 | エクスプローラーのプロパティ画面に統合できるアイコンビューアー。アイコンはコピーしたり保存したりできる。 |