IEEE Spectrumは8月23日(現地時間)、「IEEE Spectrum Top Programming Languages 2022」を発表しました。
2022年のランキングでは、他のランキングでも人気を集めている「Python」が依然として1位を維持し、C言語が僅差で続いています。C++やC#などの類似言語をあわせるとC言語系の人気はPythonを大きく上回り、JavaやJavaScriptなどのWeb由来の言語も人気を集めています。
その他、データベースの問い合わせに使われる「SQL」の人気も高まっており、求人に重点を置いたランキングでは、人気1位となっています。ただし、SQLの人気の高さは、JavaやC++のようにその言語専門の開発者を求めるものではなく、ある言語とSQLを組み合わせて使用することができる「+SQL」のスキルを持つ開発者の需要が高まっているからだと分析されています。
またアセンブリ言語の人気も注目で、従来のデバイスドライバや組み込み系、レトロコンピューターといった分野ではなく、ワシントンD.C.や政府機関(NSA)関連のサイバーセキュリティ企業からの求人が多くなっているとのこと。
IEEE Spectrumのランキングは、
GitHub、Google、Stack Overflow、Twitter、IEEE Xploreなどの指標を調査して作られたもので、デフォルトランキングはIEEEメンバーに重点を置き、Trendingはフォーラムやソーシャルメディアの指標に重点を置いています。