Intelの第13世代、第14世代デスクトップ版Coreプロセッサでは、ゲームがクラッシュするなどの不安定な動作が報告されています。
Intelはこの問題を認め、8月中旬にマイクロコードのアップデートを提供し、すでに問題が発生している場合、2年間の延長保証サポートを提供すると説明していましたが、すんなりとサポートが受けられるわけではないかもしれません。
Redditのユーザーjerubedo氏は、Intelが14900KのRMA(返品保証)を2つ拒否し、保証手続きを進めるならそれらのCPUを没収または破棄するとの回答を得たと主張しています。
同氏は今まで一度もRMAを申請したこともなく、購入したリテールボックス入りの14900Kは、AmazonとMicrocenterという信頼出来る販売店から購入したものとのこと。
同氏は手続きの際、Intelサポートに詳細なCPUの写真を提供しますが、Intelはどちらも「リマーク」品と見なし、正規品ではないと主張したとのこと。Intelはどのような根拠を元にリマーク品とみなしたのか、調査プロセスを明かすことはなく、購入した店舗に返金するように求めてきたそうです。
同氏は結局AmazonとMicrocenterに返品手付きを行い、両者は返品受付期間外であったにもかかわらず、返金してくれたものの、Intelが責任をとらなかったことで、2社がコストと負担を負った事に対して不満を表しています。同氏は、Intelサポートとのやりとで必要となったCPUの写真をノーカットで提供し、多数のコメントが寄せられています。
なおRedditでのやりとりが注目を集めたおかげか、Intelは「セカンド・レビュー」を行い、両方のCPUが本当に有効であったと判断し最終的に謝罪したそうです。Intelからの謝罪メールのスクリーンショットも掲載されています。