Microsoftが先日公開したWindows 10用の月例更新プログラムKB5021233などを適用した環境で、BSODが発生する不具合が確認されています。
MicrosoftはWindows回復環境「WinRE」を使用して問題を回避する方法を案内しているなか、Intelも新しいドライバー(2022年12月版)をリリースし、Windowsがクラッシュする問題に対応しています。
まず、「Intel Wi-Fi Driver 22.190.0」では、ワイヤレスディスプレイを使用し802.11axで画面を表示しているときに発生していた、ビデオに関連する不具合が修正されています。また、Windows 11/10搭載PCで、ダウンリンクのスループット性能が低下する不具合が修正され、パフォーマンスや安定性の改良も行われています。
ブルースクリーンの問題への対応が行われたのは「Intel Bluetooth Driver 22.190.0」で、Bluetooth接続とWi-Fiによるストリーミングを同時に実行すると、システム再起動後にまれにBSODが発生することがある問題が修正されています。また、パフォーマンスや安定性の改良も行われています。
Intelの最新版ドライバは、Intelの公式サイトからダウンロードできる「Driver and Support Assistant (Intel DSA)」を利用してインストールすることができます。
また今後、修正版のドライバはWindows Update経由でもインストール可能になると予想されます。