Intelが、同社のWi-Fiドライバーに問題があり、Windows 11でBSOD(Blue Screen of Death)が発生している事を認めたことがわかりました(Windows Latest)。問題を解決するための最新のWi-Fiドライバー version 23.30.0がすでにリリースされています。
リリースノートによると、最新のIntel Wi-Fiドライバーでは、QoS管理の強化や、ネットワーク遅延に基づく電源管理機能の強化が行われたほか、以下のような修正が行われています。
- 台湾、バーレーン、中国、日本、韓国の規制アップデート。
- Intelワイヤレスドライバーに関連したブルースクリーンが発生することがある問題の修正。
- スタンバイモードから復帰した後に、WindowsシステムイベントID 5002が発生することがある問題の修正。
- デバイスマネージャのワイヤレスアダプタの横に黄色い感嘆符が表示されることがある問題の修正。
- Wi-Fiリストで「Wi-Fiネットワークが見つかりません」というエラーが表示されることがある問題の修正。
- Miracastでモニターに接続できない問題修正。
Intelはこれとは別に、Bluetoothドライバーversion 23.30.0も公開しており、こちらではスリープ解除後のデバイスの安定性の改善や、ゲームでセカンダリコントローラーを使用する際の接続性の強化が行われています。
Intelの最新ドライバーは通常Windows Update経由で提供されます。それが待てない場合は、IntelのDriver and Support Assistant(Intel DSA)ツールを使ってドライバを更新することもできます。
この場合以下の手順を実行します。
- IntelのウェブサイトからDriver and Support Assistant(DSA)ツールの.exeを取得し、アプリを開く。
- システムトレイに表示されたアイコンをクリックし、アップデートをチェックする。
新バージョンが正常に動作しない場合は、デバイスマネージャーから古いバージョンに戻すこともできます。
