日本時間2016年の9月14日、ついにiOSの最新版「iOS 10」がリリースされました。メッセージアプリやマップアプリ、ミュージックアプリといった公式アプリの更新とともに、ロック画面やホーム画面、通知といったシステムの基本的な部分にも多数の修正が行われています。
もちろん変更は目に見える部分に留まらず、内部的なAPIにも多くの変更が加えられています。本日紹介するGitHubリポジトリ「iOS-10-Sampler」は、これらiOS 10で追加された新しいAPIの使用法を具体的なサンプルコードで学ぶことが出来るソースコードコレクションです。
フリーランスのiOSエンジニア堤修一氏によって作成されたプログラムで、「余計な実装を混ぜずに、新機能のメリットをできるだけシンプルな実装で伝える」というコンセプトを元に作成されています。
現在、音声認識のサンプルSpeech Recognition、動画ループ再生を行うLooper、ライブフォト撮影を行うLive Photo Capturingなど、合計17個のサンプルが収録されていて、今後随時追加される予定となっています。なおビルドには同じく正式版がリリースされたXcode 8が必要です。
iOS 10の新機能を自分のアプリに組み込みたい方必見のソースコードといえそうです。