Appleは本日、iOS 11.2、macOS High Sierra 10.13.2、watchOS 4.2、tvOS 11.2の各beta 3を発者に対してリリースしました(9to5Mac、iDownloadBlog)。iOS、macOS High Sierra、tvOSに関してはパブリックベータ版も公開されています。
Apple Developer Programに加入している開発者は、Apple Developer Centerからファイルをダウンロードして最新ベータをインストールすることができます。Apple Beta Software Programに参加しているベータテスターは、同Webサイトを利用して最新版をインストールすることができます。
今回リリースされたソフトウェアのビルド番号は以下の通りです:
名前 | ビルド番号 | リリース日 |
---|---|---|
macOS High Sierra 10.13.2 beta 3 | 17C76a | 2017/11/13(米国時間) |
iOS 11.2 beta 3 | 15C5107a | 2017/11/13(米国時間) |
watchOS 4.2 beta 3 | 15S5100a | 2017/11/13(米国時間) |
tvOS 11.2 beta 3 | 15K5099a | 2017/11/13(米国時間) |
MacRumorsによると、iOS 11.2 beta 3では、コントロールセンターでWi-FiやBluetoothをオフにしたときに以下のようなメッセージが表示されるように変更されています。
iOS 11ではコントロールセンターからWi-FiやBluetoothを完全にオフにすることが出来なくなりましたが、これまでは操作時に何の説明も表示されませんでした。beta 3では一時的に接続が切れるだけであることが文章によって説明されています。
その他iPhone Xのロック画面の右上に、短いアンダーラインが追加されています。
iOS 11.2のベータ版ではこれまで、アニメーション遅延が原因の「計算機バグ」の修正が行われた他、iPhone 8/8 Plus/X用のマーケティング壁紙の追加が行われていることなどが明らかとなっています。今後AirPlay 2やApple Pay Cash、メッセージアプリのiCloudサポートなどの機能が追加されることが期待されています。