Appleは本日、開発者会議WWDC18でiOSの新バージョン「iOS 12」を発表しました(MacRumors)。
iOS 12は高速化に重点を置いたアップデートで、カメラの起動で最大70%、キーボードの表示で最大50%、高負荷時のアプリの起動で最大2倍の高速化がおこなわれています。
自分のアバターを作成できる「Memoji」と呼ばれる新しいAnimoji機能の追加や、施設やイベントを利用した写真検索機能の強化、ボイスコマンドを利用したショートカットを作成できる「Siriショートカット」機能の追加、睡眠を邪魔ししない「Do Not Disturb」機能の追加なども行われます。またFaceTimeは32人までのグループ通話に対応します。
またスクリーンタイムと呼ばれる機能を利用することで、アプリごとの使用時間や通知の数を確認することができます。アプリごとに許容できる使用時間を設定し、時間を超過した場合警告を表示する機能も搭載されています。
iOS 12の正式公開は2018年秋の予定で、開発者向けベータ版は本日より公開されています。対応している機種はiPhone 5s以降で、これはiOS 11から変更されていません。