iOSのメジャーバージョンアップ版「iOS 15」の正式リリースが9月にも見込まれているなか、Appleが「iOS 14.8」の開発を進めていることを示唆する情報が発見されたことがわかりました(9to5Mac)。
最初にBrendan Shanks氏がTwitterで、Xcode 13にiOS 14.8に関する情報が含まれていることを指摘し、9to5Macも独自の分析によってiOS 14.8への参照を確認したとのこと。実現すればiOSの史上初めての「X.8」へのアップデートになるそうです。
iOS 14.8の開発が、iOS 15リリースの直前に行われているのは不思議に思えますが、前例がないわけではなく、昨年9月1日にiOS 13.7がリリースされ、2週間後の9月16日にiOS 14が一般公開された実績があります。
なお、今年からユーザーはiOS 15リリース後に、すぐ新バージョンをインストールするか、iOS 14のままでセキュリティアップデートのみを受けるかを選ぶことができるようになります。すなわちmacOSのように、安定性重視か新機能重視かで自分好みのiOSのバージョンを選択することができるようになるのです。
現時点ではiOS 14.8のリリース日は不明ですが、解析データやXcodeの参照情報からAppleが開発を進めていることだけは確かだとのことです。