Appleは本日、iOS 15.1、iPadOS 15.1、tvOS 15.1、watchOS 8.1の各beta 1とmacOS Monterey beta 7を開発者に対して公開しました(iDownloadBlog)。macOSはパブリックベータ版も公開されています。
Apple Developer Programに加入している開発者は、Apple Developer Centerからファイルをダウンロードして最新ベータをインストールすることができます。Apple Beta Software Programに参加しているベータテスターは、同Webサイトを利用して最新版をインストールすることができます。
今回リリースされたソフトウェアのビルド番号は以下の通りです:
名前 | ビルド番号 | リリース日 |
---|---|---|
macOS Monterey beta 7 | 21A5522h | 2021/09/21(米国時間) |
iOS 15.1 beta | 19B5042h | 2021/09/21(米国時間) |
iPadOS 15.1 beta | 19B5042h | 2021/09/21(米国時間) |
watchOS 8.1 beta | 19R5541f | 2021/09/21(米国時間) |
tvOS 15.1 beta | 19J5542e | 2021/09/21(米国時間) |
iOS 15.1では「SharePlay」などiOS 15に間に合わなかった新機能が導入される可能性があります。一方、macOS Montereyは年に1回公開されるmacOSのメジャーバージョンアップ版で多数の新機能が追加されています。
iOS 15.1 beta 1の新機能
MacRumorsによるとiOS 15.1 beta 1のの新機能は以下の通りです。
SharePlay
SharePlayが、iOS 15.1、iPadOS 15.1、およびtvOS 15.1のbeta 1で再度有効化された。AppleはSharePlayが適切に機能しておらず、まだ問題が多いことから、iOS 15の初期リリースに含めなかった。
電話
電話アプリの「設定 > 電話にアクセスを許可」の中にある、「音声で知らせる」のアイコンが刷新。
Lossless Audio for HomePod
iOS 15.1ベータ版に付随するHomePod 15.1ベータ版では、HomePodとHomePod miniにLossless AudioとDolby Atmos with Spatial Audioのサポートが追加された。
ウォレットのワクチンカード
iOS 15では、検証可能な健康記録をダウンロードしてヘルスアプリに保存することができ、これにはCOVID-19の予防接種記録や健康診断結果も含まれる。iOS 15.1では、予防接種記録を「ウォレット」アプリに追加できるようになり、入場時に予防接種が必要な企業、レストラン、会場などでワクチンカードを提供できるようになった。