Appleは本日、iOS 15、iPadOS 15、tvOS 15、watchOS 8の各beta 6を開発者に対して公開しました(iDownloadBlog)。
Apple Developer Programに加入している開発者は、Apple Developer Centerからファイルをダウンロードして最新ベータをインストールすることができます。
今回リリースされたソフトウェアのビルド番号は以下の通りです:
名前 | ビルド番号 | リリース日 |
---|---|---|
iOS 15 beta 6 | 19A5325f | 2021/08/17(米国時間) |
iPadOS 15 beta 6 | 19A5325f | 2021/08/17(米国時間) |
tvOS 15 beta 6 | 19J5332e | 2021/08/17(米国時間) |
watchOS 8 beta 6 | 19R5330d | 2021/08/17(米国時間) |
それぞれ各OSのメジャーバージョンアップ版として多数の新機能が追加されています(iOS 15、iPadOS 15)、正式版は今年の秋に無料アップデートとして提供される予定です。
iOS 15 beta 6の新機能
MacRumorsによるとiOS 15 beta 6の新機能は以下の通りです。
Safariの変更: Safariのアドレスバーをインターフェイスの最上部に移動させる設定が追加された。設定を有効にするとSafariはiOS 14のようなデザインに戻り、以前のベータ版で導入されたSafariの変更点が緩和される。
URLバーは専用のコントロールパネルに統合され、全てのページ管理オプションをアドレスバー表示に統合しようとする試みは廃止された。
Safariのオプションで、下部のタブバーと上部のシングルタブを切り替えることができるほか、ウェブサイトの色合いを無効にしたり、横向きのタブバーを有効または無効にしたりすることができる。「ウェブサイトの色合いを許可」設定は、以前のベータ版で用意されていた「タブバーに色を表示」の設定と同じように動作する模様。
2つの表示を切り替えるには、設定にアクセスしなくても、Safari内の「Aa」メニューを使用して変更することができる。
Safariのブックマークと履歴: 下部のタブバー表示をオンにした状態でSafariの履歴、ブックマーク、リーディングリストにアクセスすると、インターフェイスが下から上がってきて、画面上での占有面積が少なくなる。シングルタブを有効にすると、インターフェイスはこれまでと同じように表示される。
SharePlayの削除: beta 6で「SharePlay」が一時的に削除された。Appleは、iOS 15、iPadOS 15、tvOS 15、macOS Montereyの正式リリース後の後続のソフトウェア・アップデートでSharePlayを再導入する予定。
Watch Face Animation: beta 5でApple Watchのウォッチフェイスを特定の時間に自動的に設定する「オートメーション」が削除されたが、beta 6では、「ショートカット」アプリで再びこのオプションが利用できるようになった。