iOS 16が一般公開されてすでに2週間ほど経過しましたが、未だにiPhoneユーザーからバッテリーの持続時間が短くなったとの報告が寄せられているようです。iOSアップデート後数日間バッテリーの持続時間が短くなるのは普通のことですが、今回は何か別の原因があるのかもしれません(9to5Mac)。
iOSをバージョンアップすると、ファイル、写真、アプリケーションなどのインデックスの再作成等はじめとしたバックグラウンド処理が発生するため、バッテリー持続時間が短くなります。インデックスの再作成が完了すればバッテリー持続時間が通常時に戻るはずですが、iOS 16の場合短くなったままようです。
RedditやTikTok、TwitterなどのSNSには、iOS 16をインストールして以来iPhoneのバッテリー持続時間が大幅に短くなったとの不満の声が寄せられています。なかには、AppleがiPhone 14の売上を伸ばすために、わざと古いiPhoneのバッテリー持続時間を短くしたという陰謀論を唱えるユーザーもいるようです。
あるRedditユーザーは次のように説明しています。
My battery drain is hugely more than i usually had. I work in the office and dont use my 13 PM that much during the day, nothing has changed in my behaviour. On iOS 15 I mostly came home with between 85% – 90% left. With iOS 16 its between 65% – 75%. That’s in my opinion quite A LOT when almost not using my phone.
バッテリーの消耗がいつもより激しくなっています。私はオフィスで仕事をしており、日中は13PM(iPhone 13 Pro Max)をそれほど使用しませんが、私の行動には何も変化がありません。iOS 15では、85%から90%の残量で帰宅することがほとんどでした。iOS 16では65%-75%です。これは、携帯電話をほとんど使っていないときには、かなり多いというのが私の意見です。
バッテリー持続時間の問題に対し、Appleはまだコメントを出していません。iOS 16ではロック画面の刷新が行われましたが、何らかの新機能がバッテリー持続時間に悪影響を与えているのでしょうか。