インド南東部のアーンドラ・プラデーシュ州およびテランガーナ州の公用語「テルグ語」で使用される「テルグ文字」の一つが、最新のiOSやmacOS上で動作する、MessageやTwitterアプリ等をクラッシュさせる現象が報告されています(MacRumors、The Loop)。
MessageアプリやTwitterアプリで、上記写真のようなテルグ文字を表示するとアプリがクラッシュし、場合によっては単にアプリを再起動しただけでは復旧できずアプリの再インストールが必要になる場合もあるとのこと。再起動時に状態が復元されてしまい、再起動ループが発生するせいかもしれません。
The Registerにはクラッシュを再現することができるシンプルなiOS用のSwiftプログラムが掲載されています。確認する限りUILabelに単純に一文字設定するだけで、再現できる本当にシンプルな不具合のようです。
以下直接ソースコード直接貼り付けると問題が発生するかもしれないので画像で掲載:
今回の現象はmacOS、iOS、tvOS、watchOSといったAppleが公開している全てのOSに影響し、iOS 11.2.5やmacOS 10.13.3といった最新版でも不具合は修正されていません。ただしiOS 11.3、macOS 10.13.4のベータ版ではすでに修正されていて、AppleはiOS 11.3、macOS 10.13.4の前に、この不具合を修正するマイナーアップデートを計画しているとのことです。