Appleは3月8日午前10時(米国時間。日本時間3月9日午前3時)に、Appleイベント「Peek performance」を開催し、第3世代のiPhone SEや、新型のMac、新型のiPad Airを発表すると見込まれています。
新型のiPad Air(iPad Air 5)には、これまでiPhone 13やiPad miniに搭載されているのと同じA15 Bionicチップが搭載されると予想されていましたが、さらに強力なM1チップが搭載される可能性があると9to5Macが伝えています。
9to5Macによると、iPad Air 5(コードネーム:J408)には、iPad Proの2021年モデルや、24インチiMac、2020年版のMacBook Air、13インチMacBook Proなどで採用されている第1世代のAppleシリコンチップである「M1」チップが搭載される模様。
M1チップはA15 Bionicよりも約50%高速で、A14 Bionic(第4世代iPad Airに搭載)よりも70%高性能です。A15 Bionicが6コアのCPUと5コアのGPUを搭載しているのに対し、M1チップは8コアのCPUと7コアのGPU、そして最小構成で8GBのRAMを搭載しています。
強力なチップの採用によってiPad AirとiPad Proのギャップが埋まることになりますが、差別化は、XDRテクノロジーを採用するProMotionディスプレイなどによって行われる模様です。また今後発売されるiPad Proの新モデルでは、現行のM1チップよりもさらに新しいチップへ更新が行われると予想されています。
9to5Macは、Appleが、Magic Keyboardが接続できるiPad ProとiPad Airをパソコン替わりとして売りたいと考えており、iPad Airがデスクトップレベルのチップを搭載するのは当然であると指摘しています。
その他、iPad Air 5は5G通信に対応し、Center Stageに対応したアップデートされたフロントカメラが搭載されると予想されています。ディスプレイの解像度は変わらないみこみです。