Appleが先日公開したiPadOS 17.5のベータ版の中に、バッテリーヘルス機能がiPadに追加される可能性を示唆する情報が含まれていたことがわかりました(MacRumors)。
MacRumorsのコントリビューターであるSteve Moser氏とAaron Perris氏が発見した情報で、iPadOS 17.5の最初のベータ版のコードの中に、iPadのバッテリーヘルスメニューに関する言及が見つかったとのことです。このメニューはiPadのバッテリーの最大残容量とサイクル数を表示するためのものと思われています。
iPadOS 17.5ベータ版で追加されたコード文字列のサンプルは以下の通りです:
- "iPad must be regularly used while not connected to power to show maximum capacity."
- "This is the number of times iPad has used your battery's capacity."
- "The iPad battery is performing as expected."
- "iPad batteries, like all rechargeable batteries, have a limited lifespan and may eventually need to be serviced or replaced."
- "The original battery was designed to retain X capacity at X cycles under ideal conditions. Actual battery performance depends on a number of variables, including how iPad is used and charged regularly. The one-year warranty includes service for defective batteries in addition to rights provided under local consumer laws."
- "iPadが最大容量を表示するには、電源に接続されていない状態で定期的に使用する必要があります。"
- "iPadがバッテリーの容量を使用した回数です。"
- "iPadのバッテリーは期待通りに動作しています。"
- "iPadのバッテリーは、他の充電式バッテリーと同様に、寿命が限られており、最終的には修理または交換が必要になる場合があります。"
- "オリジナルのバッテリーは、理想的な条件下でXサイクルでXの容量を保持するように設計されています。実際のバッテリーの性能は、iPadの使用状況や定期的な充電など、さまざまな要因によって異なります。1年間の保証には、現地の消費者法に基づく権利に加え、欠陥のあるバッテリーに対するサービスも含まれます。"
ただし、iPadOS 17.5ベータ版をインストールしても、既存のiPadモデルではバッテリーヘルスメニューが表示されていないことから、このメニューは5月に発売が噂されている新しいiPad ProとiPad Airモデル、そしておそらく今後発売される他の新しいiPadに限定されているのではないかと考えられてます。