第6世代のiPad miniは、フルサイズのApple Pencilに対応するため、本体上部にボリュームボタンが配置されることになるのかもしれません。アクセサリメーカーから提供されと思われる画像をリーカーMajin Bu氏が公開して注目を集めています(MacRumors)。
画像によるとiPad mini 6は、iPad Airのようなフルスクリーンデザインを採用し、エッジがフラットになっていることがわかります。電源ボタンにはTouch ID指紋認証機能が搭載され、以前から噂されていたようにホームボタンは廃止されています。iPad mini 6のデザインがiPad Airと最も異なるのは、ボリュームボタンの位置の変更で、上部に位置するTouch ID対応電源ボタンの反対側にボタンが配置されています。これまでiPadでは音量ボタンは本体右側に配置されていたため、実現すれば前例のないデザインの変更ということになります。
音量ボタンを移動した主な理由は、Apple Pencilをデバイスの右側に収めるためで、本体の小さなiPad miniでは音量ボタンがサイドに存在すると、マグネット式のApple Pencilに対応できないためだとみられています。
なお、リーカーのJon Prosser氏は、第6世代のiPad miniのレンダリング画像を見て、本体のボタンに変更する必要はなく、Apple Pencilの小型版を発売すれば、本体の側面にフィットさせることができると提案しています。
音量ボタンの移動は、iPad miniの金型画像でも示唆されたことがあり、Apple pencilを装着する必要があることを考えると、この変更の可能性はたかいとMacRumorsは指摘しています。