Appleは本日、WWDC19でiPad用の新OS「iPadOS」を発表しました(MacRumors)。
iPadOSはiOSと基礎は同じものの大画面用にさまざまな独自機能が盛り込まれています。
まずホーム画面が刷新されており、これまでよりも多くのアプリを表示できるようになったほか、ニュースや天気、イベントなどさまざまな情報を確認できるウィジェットが追加可能となっています。
Split Viewも強化され、同じアプリを分割して表示可能になり、例えばメモアプリで2つのメモを並べて確認するといったことができるようになっています。AppExposéと呼ばれる機能を利用すると、開いているすべてのウィンドウを素早く確認することができます。
Apple Pencilに関しては、レイテンシが20msから9msに改良されたほか、Webページ、ドキュメント、電子メールをキャプチャしてマークアップできる機能が追加されています。
ファイルアプリはUSBドライブを接続してデータが転送可能になったほか、新しいカラムビューの追加や、PDFを作成するためのクイックアクションが追加されています。Safariではデスクトップ版のWebサイトが表示されるようになり、ダウンロードマネージャも利用尾可能となります。
なお公式サイトでは特に宣伝されていませんが、噂の通りアクセシビリティ機能の一環としてマウスが利用可能となっているようです。
目次
iPadOSの互換性
iPadOSが搭載可能なOSは以下の通りです。
- 12.9インチiPad Pro
- 11インチiPad Pro
- 10.5インチiPad Pro
- 9.7インチiPad Pro
- iPad第6世代
- iPad第5世代
- iPad mini第5世代
- iPad mini 4
- iPad Air第3世代
- iPad Air 2
iOS 12と比較すると、iPad mini 2、iPad mini 3、初代iPad Airがサポート対象外となっています。
開発者向けのプレビュー版は本日からダウンロード可能で、パブリックベータ版は7月、正式版は秋に公開予定です。