AppleはiPhoneのRAM容量を仕様表等に掲載しておらず、毎年、分解などによって明らかにされていますが、今年はその心配はなさそうです。
iPhone 16シリーズの全モデルには8GBのRAMが搭載されていることが、Appleのハードウェア技術担当副社長Johny Srouji氏へのインタビューによって確認されているからです。
Srouji氏はインタビューの中で、Apple Intelligenceのために必要なハードウェアの特性を決定するために「DRAMは一つの側面である」とし、この機能のために、「我々は8GBにする必要があると考えるようになった」と語っています。
同氏はまた、余分なRAMは、デバイス上のハイエンドゲームのようなタスクにも「非常に役立つ」と付け加えています。
AppleはこれまでiPhone 16のRAM容量について明言していませんでしたが、MacRumorsはiPhone 16が発表された後、Xcodeに8GBという数字が記載されていることを発見します。また、Apple Intelligenceが利用可能な機種は、現行のiPhoneのなかでは、iPhone 16シリーズ以外では、iPhone 15 Proだけとなっており、同機能が8GBのRAMを最低限必要としていることがわかります。
Apple Intelligenceを特に必要としていない場合でも、RAMを多く搭載していることで、ゲームやアプリの実行がスムーズになるというメリットが得られることになります。
[via The Verge]