[Image Credit: iPhone 8 Concept by Moe Slah]
iPhone発売10周年を記念し、大胆な変革の期待が高まっている「iPhone 8」。OLED全画面ディスプレイ採用によるTouch IDの廃止などが噂されています。
そのような中、JPMorganのアナリストRod Hall氏が、iPhone 8に顔認識用の3Dレーザースキャナーが搭載されるとする、新たなレポートを公開していることが分かりました(MacRumors)。
スキャナーは、Appleが計画しているホームボタンの削除を実現し、Touch IDを置き換え、全面ディスプレイを実現するものであるとされています。また、Appleのサプライチェーンが生産を増やすことで、今年iPhone 8と同事に発売されるiPhone 7s/7s Plusにも3D レーザースキャナーを搭載できる可能性があるとのことです。
ただしスキャナー部品には10〜15ドル程の費用がかかり、OLEDディスプレイとあいまって、iPhone 8の価格を100ドルほど押し上げる要因になるとされています。
Hall氏は顔認識への移行が、濡れた状態で使えないTouch IDの不満を解消し、Apple Play利用時などによりセキュアな取引を実現することになるとも主張。
最終的に3DスキャナーAPIが開発者にも公開され、靴のサイズなど、さまざまな物体のサイズを測定し、オンライン注文に活用できるようになるとも予想しています。