Appleが今年発売する「iPhone 8」は全面ディスプレイが採用され、これまで親しまれていたホームボタンも削除されるなど、大幅な刷新が期待されています。
当然ながら新型iPhoneには、大量の最新技術が投入されていると思いたいところですが、実は全くの新技術といえるものはそれほど多くはないのかもしれません。
Bloombergは22日、「What’s New in the iPhone 8」という記事と共に、iPhone 8に実装されるとみられる技術が、実際はどこに由来するものなのか、一目で理解できる上記のような図解を公開しています(9to5Mac)。
図によるとiPhone 8に搭載されると予想されている新機能は、カメラのARへの対応や、撮影シーン、オブジェクト検出機能の改良、3D顔認証によるアンロック、赤外線センサーによる夜間の顔認証機能、仮想ホームボタン、A11プロセッサなど。
それ以外の技術は、例えば金属製のエッジやガラス筐体はiPhone 4/4Sで使われていて、またOLEDディスプレイはSamsung S8などで採用されていると説明されています。
Appleの"best, not first(最初ではなく最良)” の哲学に従い、iPhone 8をベストなスマートフォンに仕上げることができるのか、注目を集めそうです。