iOSアプリの画面の上部に存在し、"+"や"編集"、"Done"、"戻る"などの重要な機能を提供するナビゲーションバー。旧型の小型iPhoneでは片手で十分操作可能な位置に表示されていましたが、最近の大型化したiPhoneでは指が届きづらい位置に表示されるため、何らかの改善が期待されている機能かもしれません。
iOS 11ではラベルの文字の太字化や、タイトルバーの独自行への表示などの変更が行われているなか、iOS開発者のAllen Pike氏は、来るiPhone 8(同氏はiPhone Proと呼んでいます)でナビゲーションバーがどのように変更されるのか、独自のアイデアを披露しています(The Loop)。
同氏のアイデアは、iPhone 8で画面下部に存在すると予想される「ファンクションエリアに」仮想的なホームボタンなどとともに、ナビゲーション機能を統合しようというものです。
これによって、スペースが有効活用できるだけなく、指が届きやすい位置にナビゲーションボタンが表示できることになります。また現在は奇妙に思えるiOS 11のタイトル表示も、画面上部のナビゲーションバーがなくなることでより自然に表示されていることが分かります。
ファンクションエリアの活用方法としてはとても自然なようにも思えますが、はたしてこのような機能が実現するのでしょうか。