先日仮想クリックホイールを搭載した、試作型iPhone OSの画像を公開たSonny Dickson氏が、今度はタッチインターフェイスを搭載した別のiPhone用OSの写真を公開しました(MacRumors)。前回の画像ではディスプレイ部分だけが確認可能だったため、ミュレーターではないかとの指摘もありましたが、今回はOSを動かすiPhone試作機自体の形状も確認することができます。
同サイトによると仮想クリックホールを採用したOSは「P1」と呼ばれ、iPodの父であるTony Fadell氏が率いるチームによって開発されたもの。対して今回公開されたタッチインターフェイス採用のOS「P2」はiOS開発を率いたScott Forsall氏によるものだとされています。
なお動画が公開された後、当のTony Fadell氏がThe Vergeのインタビューに答え、当時のiPhone開発の様子を振り返り、2つのチーム間で競争があったわけではなく、ソフトウェア・ハードウェアチーム間でさまざまなアイデアの探求が行われていたことを明らかにしています。