Appleが先日発表した「iPhone SE 3」の、Geekbenchスコアがインターネット上で公開され、iPhone 13と類似した性能を持っていることが確認されました(9to5Mac)。RAM容量も同じ4GBであることが判明しています。
Geekbenchは、スマートフォンなどの性能を比較するために使用される人気のベンチマークソフトで、ベンチマークの実行結果をインターネット上に登録し、共有することが可能となっています。今回公開された情報によると、iPhone SE 3は「iPhone14,6」という内部識別子を持ち、シングルコアスコアは1695、マルココアスコアは4021を記録していることがわかります。
比較的サイズが近いiPhone 13 miniのシングルコアスコアは1686、マルチコアスコアは4489で、iPhone SE 3に搭載されているA15 BionicチップのGPUは、4コアを搭載した無印iPhone 13のラインに搭載されているものと同じであると考えられます。一方、iPhone 13 Proは、GPUのコアが1つ増えるだけでなく、RAMも増量しています。
iPhone SE 3は処理能力は前モデルから大幅に向上し、5Gにも対応しましたが、ホームボタンや、シングルレンズの背面カメラを継承し、フロントカメラの改良も見送られました。
iPhone SE 3の予約注文は3月11日午前10時から開始し、3月18日に発売されます。