BarclaysのアナリストのBlayne Curtis氏とTom O'Malley氏は、アジアのサプライチェーン企業に話を聞いた結果、Appleが第4世代のiPhone SEを2024年に発売する計画はもはやないとの見方を示しています(MacRumors)。
Appleは少なくとも2018年から独自モデムの開発計画をすすめており、取り組みを強化するために2019年にIntelのスマートフォンモデム事業の大半を買収したと伝えられています。しかし、Appleのモデムはまだ準備が整っておらず、Qualcomm製モデルが来年までiPhone SEとiPhone 16の両ラインナップで採用され続ける可能性があるとのこと。
AppleのアナリストMing-Chi Kuo氏は、今年2月に次世代iPhone SEは、iPhone 14と同様のデザインになると主張し、6.1インチの有機ELディスプレイ、Face ID、フラットエッジを搭載すると予想していました。しかし、新型iPhone SEの発売が延期されると、デバイスの詳細は時間の経過とともに変更される可能性があります。
Kuo氏をはじめとする複数の情報筋は、次期iPhone SEの発売は早くても2025年以降になると予想しており、現行のiPhone SEを購入しても、すぐにモデルチェンジが行われてがっかりするということはなさそうです。
2022年3月に発売された第3世代iPhone SEは、4.7インチLCDディスプレイ、Touch ID、5G、1200万画素リアカメラ、A15 Bionicチップを搭載しAppleのラインナップの中で最も安価なiPhoneとなっています。