Appleが先日販売を開始した「iPhone X」は、これまでのiPhoneの中で「最も壊れやすいiPhone」であることが、電子デバイスの保証サービスを提供するSquareTradeが実施した落下テストによって明らかとなりました(9to5Mac、Ars Technica)。
SquareTradeが実施した最初のテストは、機材を利用してiPhone Xを6フィート(1.8m)の高さから落下させるというものです。前面から落下させた場合ガラスが割れて顔認証機能が動作しなくなったほか、サイド部分からの落下ではガラスが割れたのに加え、画面が反応しなくなっています。また背面からの落下でもやはりガラスが割れたことが確認されています。
続けて実施された車の屋根から落下した状況をシミュレートする「ショットテスト」や、60秒間回転させる「回転テスト」でもFace IDが利用できなくなったり、ホーム画面が表示できなくなったりしています。
その結果iPhone XのBreakability Scoreは90(100が最も壊れやすい)をマークし、これまででもっとも壊れやすいiPhoneと位置づけられています。iPhone Xは、価格に比例して修理費用が高いことも明らかとなっています。iPhone Xを入手した方はこれまでよりもさらに慎重に取り扱う必要があるかもしれません。