AppleとSamsungは、ハイエンドスマートフォン史上において熾烈な競争を行っていて、それは最新世代のiPhone XとGalaxy Note 8でも続いています。画面解像度やサイズなど、これら二つのデバイスにはさまざまな違いが存在するため、優劣の比較は難しいのですが、ベンチマークソフトを使って処理能力を比較するのは客観的な手段として有効だと言えるかもしれません。
今回AppleInsiderは、iPhone XとGalaxy Note 8の処理能力をさまざまなベンチマークソフトを使って比較する動画を公開しています。
動画の結果をまとめると以下のような結果となっています。
- Antutuベンチマーク: iPhone Xが31%高速
- Basemark OS 2: iPhone Xが17%高速
- 3DMarkのSling Shot Extreme benchmark: ほぼ同じだがNote 8がわずかに優勢
- AntutuのHTML5テスト: iPhone Xが62%高速(ただしChromeとSafariの影響もあり)
- Geekbench 4ベンチマーク: iPhone Xはシングルコアテストで倍以上。マルチコアでは53%高速
- GPUベンチマーク: iPhone Xが59%高速
iPhone Xは6コアのA11 Bionicプロセッサ、3GBのRAMを搭載対し、Note 8は8コアプロセッサと6GBのRAMを搭載しています。数値上の印象とはことなり、ベインチマークではiPhone Xのほうが総じて優れた結果をたたき出しているようです。