Tom's Guideが実施した比較テストで、昨年発売されたiPhone Xのバッテリー持続時間が、最新のiPhone XSとXS Maxを上回るという予想外の結果があらわれたことがわかりました(MacRumors)。
同テストはiPhone XとiPhone X/XS Maxを同じ条件(TrueToneと明るさ調節無効。150nitsの輝度)に設定して、4Gデータ接続のもとWebサーフィンを継続的に実行するというものです。
テストの結果、iPhone Xは10時間49分バッテリーが持続したのに対し、iPhone XS Maxは10時間38分、iPhone XSは9時間41分とどちらも昨年のモデルよりも短くなっています。
Appleは公式にはiPhone XSのバッテリーはインターネット利用で最大12時間、iPhone XS Maxは最大13時間持つとしていて、iPhone Xと比較した場合は、それぞれ30分、1.5時間長いバッテリー駆動時間を実現したと説明しています。
先日のiFixitの分解によると、iPhone Xには新しいL字型の容量2,658 mAhのバッテリーが(Xは2,716mAh)、iPhone XS Maxには従来と同じ2セル型の容量3,174 mAhのバッテリーが搭載されていることが確認されています。
iPhone Xのバッテリー持続時間が大型モデルのiPhone XS Maxをも上回ったのは驚きですが、テストの条件で結果は変わってくる可能性があり、一つの目安として捉えたほうが良いかもしれません。