iPhoneの人気の低迷は今後も続くのでしょうか。Reutersは12月29日、Citi Researchのアナリストが、主にiPhone XS Maxの需要が低調であったため、2019年第1四半期のiPhoneの出荷予測を5000万から4,500万に引き下げたと報じています(9to5Mac)。
iPhoneの全体的な出荷予測は500万の削減ということになりますが、そのなかでiPhone XS Maxが最も大きな影響をうけていて48%も出荷数が削減されるとのことです。
CitiのアナリストWilliam Yang氏は、iPhone XS Maxは在庫調整の期間に入っており、これはサプライチェーンにとって良い材料ではないと指摘しています。
“The material cut in our forecasts is driven by our view that 2018 iPhone is entering a destocking phase, which does not bode well for the supply chain,” analyst William Yang wrote in a client note.
新型iPhoneの需要が低迷しているという主張はCiti Researchが初めてではなく、これまでにもThe Wall Street JournalやMing-Chi Kuo氏などが事前の予想を引き下げる調査レポートを発表しています。
9to5Macのコメント欄には、最近のAppleの高価格路線が最大の問題だと指摘するコメントが多く書き込まれています。為替の影響を受ける日本だけではなく、本国のユーザーも「高い」と感じる高価格路線が今後変更されるのか注目を集めそうです。