(▲背面ガラス筐体採用のiPhone 4/4s)
おなじみのKGI証券のアナリストMing-Chi Kuo氏が、Appleは2017年にiPhoneシリーズを刷新し、曲面ガラスケースや、5.8インチAMOLEDディスプレイの採用をはじめとした大幅な変更を行うと予想していることがわかりました(MacRumors、9to5Mac)。
Appleはメジャーとなったメタル筐体デザインから離れ、独自路線を模索するためにiPhone 4/4sで採用された背面ガラス筐体の採用を計画。ただしiPhone 4/4sのような直線的なデザインではなく、ディスプレイ面も背面も曲面デザインに変更されるところが異なります。ディスプレイとして5.8インチのAMOLED (表示素子に有機発光ダイオードを利用する有機EL)ディスプレイを採用し、表示領域は拡大されるもののカーブデザインと相まって現行の5.5インチiPhoneよりも小さく感じられるだろうと主張しています。
加えてワイヤレス充電や生体認証といった現行iPhoneシリーズに存在しない新しい機能が追加される可能性もあるようです。
AMOLEDディスプレイは全てのiPhoneモデルで採用されるわけではなく、4.7インチモデルにLCDディスプレイ、5.8インチモデルにAMOLEDディスプレイが採用されるパターンのほか、4.7インチと5.5インチ通常版にLCDディスプレイが採用され、5.8インチのハイエンド版にのみAMOLEDディスプレイが採用されるという2つのパターンが提唱されています。
2017年(予定ではiPhone 7sが発売される年)にiPhoneが大きく変更されるという説はこれまでのAppleの製品更新プランと大きく異なるものです。果たしてこの予想は的中しているのでしょうか。