新型「iPhone 6」の解像度がどうなるのか論争の的になっていますが、iOS 8 Beta中に、「iPhone 6」で3x版Retina(@3x)がサポートされる証拠となりうる情報が見つかり話題になっています(9To5Mac)。
発見者は開発者のJames Thomson 氏。UIImageの"initWithContentsOfFile"メソッドでイメージを読み込むと、@2xではなくて@3x版イメージが優先して読み込まれる現象を発見しました。
Interesting… UIImage on iOS 8b5 will load a @3x image in preference to an @2x one, even on a @2x device. Not so on iOS 7. Bug, but also hmm…
— James Thomson (@jamesthomson) 2014, 8月 29
9To5Macでも検証用のプログラムを作成し、testimage.png、testimage@2x.png、testimage@3x.pngの3つのファイルの中からどのファイルが読み込まれるか確認したところ、以下の画面のようにtestimage@3x.pngが表示されたということです。
おもしろいことに4xや8xではこのような現象が起こらないとも指摘しています。
"initWithContentsOfFile"では一般にデバイスのスクリーンスケールに従って最適なassetの読み込みが行われているとされているので、iOS 8 Betaで@3xイメージが優先して読み込まれるのは、iPhone 6で3xRetinaが検討されているのではないかという憶測を呼んでいます。先日も5.5インチ版 iPhone 6に2208 x 1242のスーパーRetinaが搭載されるのではないという噂が流れており、正式発表が期待されます。