セキュリティケースに格納された初代Apple Watchのプロトタイプのものとされる写真が、Twitterユーザー@AppleDemoYT氏によって公開された事がわかりました(MacRumors)。
写真は初代Apple Watchとほとんど同じ形状のプロトタイプを撮影したものですが、シリコン製のセキュリティケースに格納されているところが特徴です。Appleは製品のデザインを隠すため、保護ケースに試作品を入れて輸送する事があるそうですが、今回の場合このケースがクリックホイール付きの第3世代iPod風のデザインになっているところが興味深いところです。
Prototype Apple Watch (Original) with matching Security Case and box. The Security Case was used to conceal the design before release durning transportation; and makes the Watch look similar to an iPod Nano. #appleinternal pic.twitter.com/2q0y8l6oso
— Apple Demo (@AppleDemoYT) September 1, 2020
Apple Watchが発表されるまで、当時iPodの中で最も小型だったiPod nano 第6世代を、サードパーティ製のケースを使って時計として利用するユーザーも多かったとのこと。そのため、AppleがApple WatchのプロトタイプをiPod nanoに偽装したのではないかと見込まれています。
なおデバイスは「Apple Confidential」という記載があるダンボール箱に入れられていて、不正使用に関する複数の警告が確認できます。