Appleが先日販売を開始したM1プロセッサ搭載Macは、その処理能力の高さから大きな注目を集めています。
Intel Macと比較すると圧倒的に高速な事が各種ベンチマークなどからも明らかになりつつありますが、反面アーキテクチャの変更によりソフトウェアの互換性の面で不安を感じている方も多いかもしれません。
本日紹介する「Is Apple Silicon Ready?」は、そのようなM1 Macに興味のある方、あるいは将来的に購入を考えている方向けの、アプリの互換性チェックサイトです。
開発者Abdullah Diaa氏によって作成されたWebサイトで、Apple公式サイトというわけではありませんが、アプリの対応状況をざっと確認したい場合に便利なサイトとなっています。
Is Apple Silicon Ready?の使用方法
Is Apple Silicon Ready?では、アプリを名前やカテゴリで検索しその対応状況を調べる事ができるほか、M1をネイティブにサポートしたアプリ、Rosetta 2で動作するアプリ、全く動作しないアプリといった条件を指定して検索することもできます。
▲例えば「NATIVE M1 SUPPORT」ボタンをクリックすると、M1 Macにネイティブで対応し、100%の能力を発揮することができるアプリが一覧表示されます。Tweetbot、Scrivener、TeamViewr、gitなど有名なアプリがすでに対応していることがわかります。
▲また「NOT WORKING」をクリックすると「VMware Fusion」や「Parallels」といった仮想化ソフトがリストに含まれていることがわかります。
「ROSETTA 2 ONLY」をクリックするとAppleの互換レイヤーであるRosetta 2を使って動作するもののM1にネイティブに対応しているわけではないアプリが表示されます。
同サイトが必ずしも最新情報を反映していない可能性もあることを考慮しなければいけませんが、アプリ毎の最終更新日も掲載されており、M1対応状況を知る上で大変役立つサイトとなっています。