「James」はブラウザのHTTPリクエストをインターセプトして確認することができる開発者向けのHTTPプロキシ&モニターツール。開発者向けのWebデバッグプロキシとして人気のCharlesのオープンソース版(のようなもの)として説明されています。
Electron、hoxy、reactといった最新流行のフレームワークを使って作られていて、Mac/Linux/Windows用の実行ファイルをダウンロードすることができます。
以下使用方法を説明します。
目次
使用方法
James.appを実行すると以下のような画面が起動します。
起動した段階でプロキシが自動的にローカルホストで動き始め、一覧からブラウザを選択するとJamesをプロキシとして設定した専用のブラウザが起動します。
James.app側には専用ブラウザから送信されたHTTPリクエストが一覧表示されます。個々のリクエストを選択すると、リクエストヘッダーや、レスポンスヘッダーなどHTTP通信の詳細を確認することができます。
画面右上の「Developer」を選択すると開発者ツールが起動します。左上の「URL Mapping」を選ぶと、ワイルドカードをサポートしたURL変換機能を設定・使用することができます。
HTTPSは初期状態では対応していませんが、Wikiの手順に従って設定すれば使用することができるようです。
まとめ
さすがに現時点では定番ソフトのCharlesの方が機能的には優れていますが、洗練されたUIを持ち、マルチプラットフォームで将来的に期待できそうなソフトです。開発者向けのHTTPプロキシを探している人は一度試してみることをお勧めします。
タイトル | james | |
---|---|---|
公式サイト | https://github.com/james-proxy/james | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7459-james | |
説明 | オープンソースのWebデバッグプロキシ。Electronで作られていてWindows/Linux/Mac版が存在。 |