Oracleは9月20日(現地時間)、プログラミング言語「Java」の最新版「Java 19」をリリースしました(Phoronix)。Java 19は非LTSリリースで6ヶ月間サポートされる予定です。現在、公式サイトからLinux/macOS/Windows用のJDKがダウンロード可能です。
JDK 19では以下のような新機能が追加されています。
- Linux RISC-Vの移植版が公開。
- Foreign FunctionとMemory APIのプレビュー版。Javaプログラムがネイティブライブラリを呼び出したり、ネイティブデータを処理するなど、Javaランタイム外のコードやデータとの相互運用を可能とする。
- Virtual Threadsのプレビュー版。並列アプリケーションのための軽量なスレッド実装。
- Java Vector APIの4番目のインキュベータ。CPUアーキテクチャのサポートを利用し、実行時に最適なベクトル命令を使用するベクトル計算のためのAPI。
- 構造化並行処理のインキュベータ。Javaのマルチスレッドを簡素化する。
- TLSおよびDTLS接続の署名スキームをカスタマイズできる新しいAPIを提供。
- Unicode 14のサポート。
- 追加のDate-Timeフォーマット。
変更点の詳細はリリースノートで確認可能です。