プログラマーならば現在どのプログラミング言語が人気なのか、気になる人は多いのではないでしょうか。
「Hello World Open」というプログラミングコンテストで使用されたプログラミング言語のランキングでは、最近人気の面では他のプログラミング言語に押され気味の印象があった、Java言語が1位となり、話題となっています(HelloWorldOpen Blog、Reddit、Hacker News)。
上のグラフによると、Javaが、Python、C#、Ruby、JavaScriptといった最近の人気言語を抑え、21.3%のシェアで堂々の1位となっています。
Java、Pythonが人気、Rubyの人気は下がる
Java言語の人気は2012年版ランキングでは9%で、今回2014年は21%へ大幅上昇しています。理由は不明ながら、信頼性の高さとJava 8で導入された新機能が状況を変えたのではないかと、Hello World Openの技術チームは語っています。
その他Pythonの人気も高く、これに関しては、データマイニングや、AI研究でPythonが多く使われていることが理由ではないかと推測されています。
逆に2012年に28.4%の人気を誇ったRubyは今回4.01%と大きく人気を下げています。Rubyプログラマーにとっては気になりますね。
過信は危険だけど
あくまでも、Hello World Openというレースカー用AIを開発するコンテストで選ばれたプログラミング言語の中でのランキングなので一般化するのは危険ですが、Javaが人気1位に復活したのは興味深いです。
Java 8で、ラムダなどの待望の新機能が追加されたこともあるので、今後も根強い人気を保てるかもしれません。Java言語の今後に要注目だと思います。