ブラウザで動かせるLinuxエミュレーターとして話題を集めた「jor1k」に、ついにネットワークサポートが追加されました(slashdot)。
上の画像はエミュレーターを起動し、「links -g http://www.google.com/」でGoogleトップページを開いたところ。エミュレーター内部から外部ネットワークに接続できているところが確認できます。
技術的にはネットワークサポートはOpenCores ethmacイーサネットアダプターをエミュレートすることで実現されています。全てのVMは一つのプライベートLAN (subnet 10.5.0.0/16)に接続し、websocketゲートウェイがLANからのトラフィックを外部インターネットにNATしているとのこと。詳しくはブログ記事を参照してください。
ネットワークがサポートされたことで、jor1kの実用的な利用方法が発明されるかもしれません。要注目です。