老舗JavaScriptライブラリ「jQuery」の最新ベータ版「jQuery 4.0.0 BETA」が2月6日(現地時間)に公開されました(jQuery Blog)
jQuery 4.0.0は多数のバグフィックス、パフォーマンスの改善が含まれているメジャーバージョンアップ版で、IE 11より前のバージョンのサポートが削除されています。
メジャーバージョンアップ版として、パッチやマイナーリリースでは実現できなかった変更が含まれおり、レガシーコードの削除や、非推奨化されていたAPIの削除、文書化されていなかったパブリック関数の内部専用パラメータの削除、過度に複雑だった「マジック」動作のサポートの取りやめなど、さまざまな変更が行われています。
jQuery 4.0では、IE 10以前のバージョンのサポートが終了したほか(IE 11のサポートは次のステップで行われる予定)、Edge Legacy、iOS < 11、Firefox < 65、Android Browserなど、他の非常に古いブラウザのサポートも削除されてます。これらのフラ有為ブラウザをサポートする必要がある場合、jQuery 3.xを使用するように案内されています。
最新版はCDNとnpmパッケージマネージャで利用可能で、サードパーティのCDNはベータリリースをホストしないものの、4.0.0の最終リリースはホストされる予定です。
公式ブログには、削除されたAPIを含め変更点の詳細が掲載されています。