「ローグライク」という名前でおなじみのダンジョン探索型ゲームの元祖「Rogue」。1980年に作られた伝説的なRPGゲームとして知られています。
「jRogue for macOS」はこのRogueの最終版である5.4を独自に日本語化してmacOSでプレイ可能にしたもの。日本語版Rogueとして有名なRogue Clone IIをベースとしたデータ分離型ではなく、オリジナルのRogueを元に日本語化されたもので、Windows/Linux用として公開されているRogue 5.4pの独自要素もマージされています。
macOSでRogueに触れてみたいという方にとっては最良のパッケージといえるでしょう。今回はjRogue for macOSのプレイ方法を説明してみたいと思います。
jRogue for macOSの始め方
配布サイトよりjRogue.dmgをダウンロードして、jRogue.appをアプリケーションフォルダに移動して実行します(要右クリック。jRogue.appはAppleScriptで作られていて、中身はターミナル版と同じ模様です)。
またはHomebrewによってインストールすることもできます。
$ brew tap leopard-gecko/game $ brew install jrogue
jRogue.appを起動しモードと名前を選択するとゲームが始まります。
▲@マークの自機を操作してダンジョンの探索を進め、下の階を目指すのが目的です。hjklキーで操作して各部屋を巡回していきます。アルファベットは敵キャラクターを表していて接触すると戦闘が始まります。
▲敵との戦闘は危険を伴います。弓矢があれば遠隔攻撃も可能ですが…
▲「体力」がゼロになると終了です。こうならないようにお気を付けを。
▲なお最初は操作方法に戸惑うと思いますが"?"キーを押せばヘルプが表示されます。
dmgファイルには「運命の洞窟へのガイド」という名前のドキュメントも同梱されています。こちらも初心者向けに非常に参考になる情報です。
まとめ
Rogueをプレイするとトルネコやシレンといったゲームを思い出す方も多いかもしれませんがもちろんオリジナルはRogueのほうです。発展系のNetHackが複雑すぎてついていけないと感じる方にはRogueの方がプレイしやすいかもしれません。ローグライクの元祖であるRogueに触れてみたいという方は試してみてはいかがでしょうか。
タイトル | jRogue | |
---|---|---|
公式サイト | http://leopardgecko.zouri.jp/rogue.html | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7552-j-rogue | |
説明 | ローグライクの語源ともなったダンジョン探索型ゲームの元祖。 |