JRubyコミュニティは10月21日(現地時間)、JVM上で動作するRubyインタプリタ実装「JRuby」の最新版「JRuby 9.0.3.0」をリリースしました(リリースノート)。現在公式サイトから、バイナリ / Windows実行ファイル / ソースファイルなどの形式でダウンロードすることができます。
JRuby 9.0.3.0はRuby 2.2との互換性が導入されたJRuby 9系の2番目のマイナーアップデート版となります(JRuby 9.0.2.0はMavenで問題が発生したためパスされた模様)。
JRuby 9.0.1.0からの主な変更点として、'foo rescue nil’パターンに関する改良や、個別JITによるブロックパフォーマンスの改良、ボディによるキャプチャなしのdefine_methodの高速化、Windows環境でのstat()のロングパスおよびUNCパスのサポート、Railsやその他不具合の修正があげられています。