JRubyコミュニティは1月26日、JVM上で動作するRubyインタプリタ実装「JRuby」の最新版「JRuby 9.0.5.0」をリリースしました(リリースノート)。現在公式サイトから、バイナリ / Windows実行ファイル / ソースファイルなどをダウンロードすることができます。
JRuby 9000系はRuby 2.2との互換性を目指して開発が行われており、ランタイムの最適化や、POSIXフレンドリーなIOやProcess、MRIのencoding / transcodingロジックの完全な移植が行われています。
JRuby 9.0.5.0はそのJRuby 9000系の最新版で、IO.selectやIO.copy_streamのリークの修正、9kで抜け落ちていたDATAの実装、define_methodに関する不具合の修正、32bit JVM上で、Windows statのキャッシングの実装、そのほか53の問題の修正が行われています。